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いちばん星ブログ
神戸あんざんアカデミーの日常をお届けします。
一歩一歩の努力から
12月3日大原簿記情報医療専門学校名古屋校に於いて
2011年、英語珠算競技大会が行われました。
私は大会時刻の2時間程前に名古屋に到着。
駅ビルの高島屋をウインドウショッピング、
高級店に並ぶ高級品に 「
名古屋の人たちは生活レベルが高いのだなあ。」と驚くばかり。

大会は1996年から始まり今回は15年周年記念大会となり、
小学4年生以下の部、小学5・6年生の部、中学・高校生の部、
一般の部と分かれ競技が行われました。
先ずは英語読上算2桁6口2問正解以上で決勝へ進み、
3桁・4桁・5桁・3桁から6桁へと進み
4年生以下の4問正解者3人、5・6年生で全問正解者3人が 1・2・3位を決定するため前の席へ移動。
一般では5人が決勝へ。
5桁から8桁で4年生以下の部、一般の部では6桁から9桁
7桁から12桁で5・6年生の部で、中学・高校生の部の優勝者が決定し
入賞者決定までは
26回も英語読上算が読み上げられる激戦を繰り広げられました。

総合競技では
小学5・6年生の部、中学・高校、一般の部も満点で優勝。
「ヨーイ・はじめ」の声で問題を表向ける音、
そろばんを弾く音、暗算で行う指の音が一斉にリズムを奏で
観戦している私は心地よい緊張感を味わっていました。
小学4年生以下の部では、幼稚園児と1年生が7名参加
名選手と共にそろばんを弾く、
可愛い幼い子の真剣な眼差しに、その姿に、
私は、どこからあの心の強さが生まれているのだろうかと、
考えていました。

フラッシュ暗算も速度を競い、最終3桁15口2.3秒まで行われ、
入賞・3位・2位・優勝が決定するたびに
笑顔や小さくガッツポーズをする選手。
悔しい表情を浮かべる選手といろいろ、    
決勝では、舞台を前列に移動して競技を行い、
見ている私もハラハラドキドキ
様々な思いを会場一杯に込め競技が進められました。

心に強く残り心の底に響いた言葉があります。
ブータンの国王が
「押し寄せる津波のニュースを見て、
愛する人々を失くし、生活基盤を失った人々に
直接、同情の気持ちを伝えたかった。」と述べておられた言葉
全てに思いやりと愛情が満ちあふれた言葉の、
一部を抜粋させて頂きます。

「いかなる国もこのような経験をすべきではありませんが、
 このような不幸から強く大きく立ち上がれるのは日本と日本国民です。
 日本は技術力だけでなく、勤勉と責任と伝統的価値における模範であり、
 何事でも秀でることへの願望を持って取り組み、
 兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ
 国民であると認識しました。
 日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、
 心の強さを持って対処されました。
 文化・伝統および価値にしっかりと根付いた
 卓越した資質の組み合わせは
 日本人特性のものであり、不可分のものであり、
 これは何世紀もの歴史から生まれてきたものです。
 そうした力を備えた日本には、
 非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。」

ワンチェク陛下の被災地の方々へ寄せる思いをひしひしと感じ、
被災地の方々の、心身と生活基盤の復興を祈らずにはおられません。

そして、水戸黄門の最後のナレーター
【武士や町人の教養・娯楽として発達した算学は当時、
 世界最高の水準に達していた。
 そろばんに代表される様に算学の精神は現在も
 日本人の中に脈々と受け継がれている。】

名選手と共にそろばんを弾く、
幼い子や参加選手の真剣な眼差し、あの心の強さは?
家族や先生、友達や先輩、多くの人たちに支えられて
「上手になりたい」と願い
勤勉に真剣にコツコツと練習に取り組む姿勢にあるのだと、
ワンチェク陛下の言葉と水戸黄門のナレーターは
そのことを全て語っていると感じました。

日頃の力が出せた選手、出せなかった選手。
競技会終了後、
トロフィーや表彰状を手に記念写真におさまる選手、
先生の笑顔には充実した気持ちが表れていました。
3年連続優勝された小山素佳選手と一緒に
記念写真におさまったちびっ子選手も、
大会に参加したからこそ味わう経験。
 
 オリンピック選手も、一歩一歩の努力から

金・銀・銅メダルはあなたの努力の成果であり、
その全てが次へのステップです。
家に帰り、メダルを胸に大会で出会った選手、競技の様子、
皆さんの緊張・感動・悔しさ、喜びの気持ちをお父さんやお母さん、
ご家族に話し語り合ってくださいね。

英語珠算競大会を主催の黒川先生、
15周年記念大会の成功おめでとうございます。
諸先生方には大変お世話になりありがとうございました。
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