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神戸あんざんアカデミーの日常をお届けします。
カツ丼「橋ベイ」で人生訓
カツ丼「橋ベイ」は、カツを揚げる~カツ丼をお客さんに提供するまでを、
リズミカルに踊るように楽しそうにお客さんの目の前でしてくれます。

料理をするのが楽しくて嬉しくて仕方ない。
そして、お母さんのような人と店主との感じが良く
私はそんな様子を見るのが好きでこの店に行きます。
食事に行っても、店主とゆっくりとお話をする機会はなかなかありませんが、
その日、食事に行くとお盆中でお店はすいていました。

いつもは女性の人が手伝っていますが今日は店主一人。
「いつも手伝っていらっしゃるのはお母さんですか?」とお聞きすると、
「そうなんです。お母さんが手伝ってくれるから、この店が出来てるようなものですわ、
 そやのに、自分のお母さんや思ったら、直ぐにきつい言葉で言ってしまうんですわ。
 僕、お母さん大好きなんですよ。マザコン何かではなくてね。
 もっと優しく言わなあかんと分ってるんやけど。」
「お母さんきついこと言われてしょげてません?」
「すっごいしょげてます。もうアカンと思うぐらい。
 僕も言ったあと『あんなこと言わなかったらよかった。
 あんな風に(きつい)言わなかったら良かった』と心がいた~くなるんです。
 それで、その日に謝るんです「ゴメンね」って。
 お母さんの好きなんを買って帰るんです。罪滅ぼしというか。」

お母さんにきつい言葉をかけて、心が痛む。
それを絶対に直ぐ謝るように心がけている。
きつい言葉は刺になって、心に刺さる。
でも、それを「ごめんね」の一言で茨の刺が、
優しさの種にかわる。

ひとつの言葉で傷つき
ひとつの言葉で癒される

大人になっても「ごめんね」が言える
「お母さんが大好き」と言える店主の優しさを感じ、
さらにこのお店(店主とお母さん)が好きになりました。
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