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いちばん星ブログ
神戸あんざんアカデミーの日常をお届けします。
叱ってくれる有り難さ・叱られない不幸
先日、授業の交代時に大人の方が怒っていました。
教室では駐車場に入ってはいけないことや、
市場は自転車を降りて通ることなどを何度も注意していますが、
教室の前の駐車場で遊んでいる子供がいたようです。
直ぐに、先生も教室に入っていた駐車場で遊んでいた子供達と一緒に、
その方の側へ行きますと、
その方は、しゃがみこんで子供たちと同じ目線になって、語りかけてくださいました。
「自動車が動いて君たちにぶつかったらどうなる?」
「死んでしまう」と神妙な表情の子供達。
「そうやなあ、怪我で済んだらまだいいけど、怪我しても悲しいで、
 まかり間違えば死んでしまう。君たちが死んだらおっちゃんも悲しいんや困るんや。
 お父さんやお母さんは、もっともっと悲しい。
 君たちは、君たちの命を大事にして、
 これから大きくなって欲しいんや。……」と。

駐車場で遊んだことだけを叱るのではなく、
「なぜ、駐車場で遊んではいけないのか」を子供達に説明し話して聞かせてくださいました。
子供達は、自分たちと真剣に向き合い、こうやって話して下さるおじさんを、
ちょっと恥ずかしそうに見つめながらも、きちんと聞き入ってくれていました。


危険なこと、いけないことをしていて、そのことを見られいても、
叱られないことの方が不幸。
怒るのではなく、相手のためを思っているからこそ、
子供の命を大切に思うからこそ厳しく叱ってくれる。
そのような方がいることの有難さ尊さを感じました。


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テーマ:子育て・教育 - ジャンル:学校・教育

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