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神戸あんざんアカデミーの日常をお届けします。
みんなちがってみんないい
みんなちがってみんないい
 神戸市社会福祉協議会主催
 乙武洋匡 (おとたけ ひろただ)さんの講演会に行ってきました。

 学生時代に「五体不満足」を出版され、
 スポーツキャスターを7年間された後、
 昨年の3月まで小学校の3・4年生の担任されていた乙武さん。
 現在34歳で3歳と4ヶ月のお子さんのお父さんです。

乙武さんは両手・両足がありません。
3歳になる息子さんがしゃがみこむと
お父さんと同じ高さになり、
ヒゲ剃りをしたり、携帯を首にかけてくれたり、
メガネをかけてくれたり、
お父さんのお手伝いをしてくれます。

 小学校の担任された時、
「何で手足がないの?」
「どうやって字を書くの?」
「車椅子どうやって動くの?」と
「不思議な先生がやってきた」と
表情をしている子供たちが、
乙武先生が自分でスプーンとフォークで給食を食べていると、
覗き込んで(『ガン見』にらめっこするようにじっと見る)くる。
高学年の子はじっと見つめたらいけないような気がして、
チラチッラと(『しら見』知らないフリをしながら見る)見る。
暫くすると、
乙武先生が苦手な牛乳瓶の蓋開けを
「僕があける」「私があける」と競走になり、
「今から乙武先生が牛乳をのむぞ!」と子供たちの声が飛ぶようになりました。
「先生、この手、秋になったらどうなるの?」の質問に、
『手がないことに季節感を感じたことはなかった。』と
あどけない質問を寄せる子供が可愛いと乙武先生。

プールが苦手な生徒に
両手両足が無い、プールで足も立たない。
顔をつけても、水を拭えない乙武先生が泳ぐことは大変なことだけれど、
「先生も5メートル泳ぐから」と、
身をくねらせて泳ぎました。
そうすると、その子は一瞬顔を水につけ、
1秒・2秒…とつけられるようになり、
水泳帽にその記録が張られ、少しづつ自信がついたそうです。


やりたいこと。やらなければならない時に、必ず壁に打ち当たる。
それを、何とか、努力を重ね工夫をして壁の向こうへ出る。
僕は言い訳をして逃げ帰る人間にはならない。

僕は出来ないことの言い訳ならいくらでもある。
「手が無いから、できません。」
「足が無いから、できません。」
そう言うと誰でも、
「そうだな、手が無いから無理だな。足が無いからできないな。」
と思ってくれるでしょう。

はじめから何もしないで出来ないと諦めてしまのはダメ。
やる前に逃げて引き返すのは許さない。
と、身を持って生徒と一緒になって挑戦される乙武さん。


乙武先生は、「のび太くんでも、居心地のいいクラスを作ろう!」と
思われていたそうです。
のび太はテストは0点、でも良い所もある。


あやとりは上手。
クラスで一番足が早い、
誰よりジャニーズに詳しい  とか、
何でもいい、

この子の一番良いところを見つけ、その良さを褒める。
そして、その子の良さを人に伝えてあげる。


No ones Perfect

一人ひとりが完璧である必要はない。
君のそこがすごい!!
僕は・私はこれが出来る!と
「自己肯定感」を育てることが大切。
「自己肯定」が出来る人になって欲しいと乙武さん。
それは愛されることで育つ。

「この身体で生まれてきたからこそ、
身を持って生徒たちに伝えられ・教えられることが出来ることを
感謝している。」
という言葉に乙武さんの豊かさの根底に、
洋匡ちゃんが生まれた時、
洋匡ちゃんを見て
「カワイイ、可愛い」と喜ばれた、
お母さんの愛情があるのだろうと思いました。

「私と小鳥と鈴と」


   私が両手をひろげても、
   お空はちっとも飛べないが、
   飛べる小鳥は私のやうに、
   地面(じべた)を速くは走れない。


   私がからだをゆすっても、
   きれいな音は出ないけど、
   あの鳴る鈴は私のやうに、
   たくさんな唄は知らないよ。


   鈴と、小鳥と、それから私、
   みんなちがって、みんないい。

(「金子みすず詩集」より)

この詩、「出来ないこと」を歌っていますが、それぞれの違いを認めて
「みんなちがって、みんないい。」と歌っているのです。

と乙武さん。



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