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神戸あんざんアカデミーの日常をお届けします。
佐藤初女さんの講演(食べることは命の移し替え)
佐藤初女さんは、

1921年 青森県弘前市生まれ、小学校教員を経て、
1983年、自宅を改装して「弘前イスキア」を開設。
1992年、「森のイスキア」が完成し、
      手作りの料理で訪れる人を迎えています。

初女さんのにぎるおにぎりを食べて自殺を思い止まった人がいるとのこと。
私は9月中旬に「ガイアシンフォニー(地球交響曲)第二番」を見て、
初女さんに逢いたくて、「森のイスキア」へお電話すると、
スタッフの方が、「神戸で6日に講演会があります」とのことで、
こんなに近い所で初女さんのお話を聞けることは幸運なことだと、
6日神戸ポートピアホテルでの初女さんの講演会に行ってきました。
「森のイスキア」の自然の森の大地で育ったフキノトウを摘み、
ふき味噌に、つくしは袴をとり佃煮、鯖の味噌煮、みずの漬物。
秋には、大地から採ってきた、きのこのおろし和え・天ぷら・三種のきのこの味噌汁。と
「森のイスキア」を訪ねた人のことを思いながら自然の物を使って料理を作る。
「自然のものは生命力が良い、身体に良い、それは大地から生まれてくるんですものネエ」
「自然で新鮮なものは茹でると葉が輝くのです。茎は透き通るのです。
輝き透き通た新鮮な物・旬の物・その土地でとれた物をいただくのが一番美味しくて、
それが、私たちの体内に入って、命になり、命の移し替えがくり返されるのです。」
円卓テーブルで輪になって気楽に話しながら食事を頂く。
それが、人々の心を解きほぐし、涙して語る人、
何も言わなくても心が軽くなっていく人。
「私は人の話に結果を出すことはできません、静かに人の話を聞いているだけです」
初女さんの食事が人の心身を作り豊かにする。
「今を生きる人々が、新鮮で旬でその土地の物を使っての手作り料理を家族で・
皆で会話しながら頂き、子供→孫→子孫→→へと紡いでいく。

「【食べることは命の移し替え】です。」
細い小さな身体の88歳の初女さんのどこにこんなエネルギーがあるのかと思うほどの行動を、
人の心をふんわりと包み込むように、ゆっくりと穏やかに話されていました。





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