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神戸あんざんアカデミーの日常をお届けします。
第173回段位選定全国珠算大会
平成21年12月27日(日)
最初に地木先生の
「練習量が足りないと字が汚い。人に伝わる数字を心がけてください。
フィギアスケートの浅田真央さんやゴルフの石川遼くんも、
ここまでに至るまでにどれほどの練習をしてきたことか。
久しぶりに練習をしたという人は、それだけの結果しか出ません。
私は、11月の最終日曜日に計算コンクールが大阪で行われ、2階席から尾澤選手が弾いている
ところを見ることができました。
選手が一斉にそろばんを弾く音は、コンサートのようで、その音は心を浄化してくれます。音が整っているときは練習を重ね心が安定しているときです。
この様な(2階席)角度で見ることはあまりありませんが、尾澤選手の弾きも安定していました。
皆さんも今日の日に向けて、たくさん練習をしてきたと思います。その力を発揮してください。」とのお話があり競技が始まりました。


寺西祐人くん、
初めての参加で、競技の時にそろばんを弾く指が小刻みに震えており、
その緊張度が伺えましたが、小学生の部で銅賞の賞状を手にし、良く頑張りました。
封筒破りは破った後、丁寧に机の端に重ねて置く様子に、この子の真っ直ぐな性格を垣間見る
ことができ、嬉しかったです。
競技会終了後、緊張の糸が緩んだのでしょう、「よく、頑張ったね」の言葉に、やっと笑顔を
見せてくれました。
藤岡祐衣さん、
競技も・段協の昼食も楽しみにいて、真剣ながらも楽しんで参加してくれています。
「小学生の部銅賞」は、もっと上を目標にしていた祐衣さんにとって残念な思いだったと思いますが、
自分の競技が無い時に待っている姿を見ていますと、その成長が分かり嬉しかったです。
橘愛海さん、
「小学生の部金賞」に、『あと1点やったのに』と満点賞を逸したことに、大変残念がっていました。
隣の席に尾澤選手、その凄さに圧倒され『凄い!凄い!!』と漏らしていました。
素晴らしい選手との出会いで、愛海さんも心身共に成長し、競技を行うときの姿勢もキリッとして
その成長ぶりが伺え、私は胸が熱くなりました。


大会の最後に、
「黒川先生は、40年前には『割暗の黒川』と言われていた」との地木先生のお話があり、
黒川先生のご挨拶がありました。
競技の時に札を挙げるが、札を上げやすいように工夫すると良い。
43年前、初めてこの大会に参加し、一番に札を挙げられるだろうと思っていたが、
愛知県の某選手が大きな声で私より先に札を挙げ、それがすごい迫力がありました。
様々な辛苦があった時に何もかも投げ出して、違う道へ行こうかと迷っているときに、
2009年12月古巣である段協大会において多くの人たちに温かい言葉をかけていただき、
やはり、そろばんで、新たに再出発しようと心に決め、そして、
現時点でも選手として参加し、11月に行われた「全国そろばんコンクール」では、初めて満点が
取れびっくりしました。
人の温かさが今回のパーフェクト、また、「あんざんコンクール」でも9年連続1位を 
取ることにつながっていると思います。
11月30日の日本経済新聞に、長嶋茂雄さんが「野球は人生そのもの」と書いていました。
そろばんも普段の努力から、人の見ていないところで努力していることが、
いずれは自分の力になってくる。
自分の競技に出ていない時でも、ただ周りの選手を見るのではなく、1番・2番に手を挙げた選手を
見て、指の弾き、選手の技量を見て学んでほしい。
それが、次回に入賞するかもしれないと言った、結果に繋がるものです。
高3で賞金獲得№1、1億8千万を獲得した、ゴルフの石川遼くんは、
『練習の時は自分が一番下手だと思って練習をしている。だから、上手な人のプレーなどを
自分に取り入れたいと思っています。』と述べています。
そろばんも同じ、人の見ていないところでどれだけ努力をするか…、どれだけ上手な人から学ぶか…
段協大会3月に結果が得られるように頑張ってください。」
と選手の皆さんにエールを送ってくださいました。


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